こんにちは。開発グループの田中です。
第2回アイデアソンが終わり、運営事務局の方に発表の様子を記事にしてもらいました。
私たちマネックス証券システム部門では、2019年9月28日(土)第2回アイデアソンを開催しました。
今回のテーマ
『GALAXY』とは、数年間の開発期間を経て2017年1月にリリースしたマネックス証券の自社開発基幹システムの名称です。GALAXYは私たちの手で自由に変更することができ、現在、内製化を全力で推進中です。
システム、サービス、体制、ルールなど、GALAXYにかかわっているものであればどんなアイデアでもOK!というのが今回のテーマです。
2年後、3年後の未来だと、「これは今からでは間に合わないのでは?」とか、「いま考えていることが通用しないのでは?」といった考えにとらわれてしまうかもしれません。
でも、5年後、10年後、このシステムがどうなっているのか。まったく想像もつかない環境のなかにあるかもしれないこのシステムの未来を、自由な発想でどうしたいか考えていきます。
発表内容のご紹介
11組(13名)の発表内容を簡単にご紹介します。5年後、10年後だったら実現できるかも!?
発表の様子
今まで定量化してこなかった分野を定量化し、コストを見える化しようとする試み。日常的に起きているヒヤリハットから障害を防ぐ展開は保守担当ならではのアイデア!
前回(第1回)よりも質問や疑問、意見が積極的に交わされました。
みんな大好き三国志に例えて、新しい職種と新しいビジネスモデルの提案。
こちらはガンダムになぞらえて「上流と下流で考え方が違うよね」。システムのスリム化に向けた具体的なシナリオを提案されました。
マネックスポイントを仮想通貨に発展させた金融商品「マネックスポイントコイン」の将来性について、活発な議論が展開されました。
アイデアを実現するための課題と解決についても具体的な話し合いが行われました。
一番左が社長の清明です。
VRゴーグルを着けて下のほうを向くと株価が下がっている銘柄が見えます。5年後、10年後と言わず、今年度中にリリースできるか!?
結果発表
実用レベルに近い実装でマーケット情報をVRで「魅せた」発表が、第1位となりました。
土曜日の午前11時から始まり、午後7時まで丸1日かけて行われた第2回アイデアソン。
今回は1~2年以内に入社した内製化を推進するメンバーが、新鮮な気持ちで、システムをどうすればよいか具体的に発表されているのがとても印象的でした。
次回はアイデアソン参加メンバーの感想をご紹介したいと思います。
第1回アイデアソンの様子はこちらからご覧いただけます。
私たちマネックス証券は、業界でも例を見ない証券基幹システムの内製化に取り組み、数年間の開発期間を経て2017年1月に自社システム「GALAXY」をリリースしました。
自社システムを持つメリットは、開発が低コストでスピーディーになり、ノウハウを社内に蓄積することはもちろん、社員が必要と思うのものを社員の手で実現できるようになることです。
自分たちの手で運用・開発を行うために、社員の専門性を高める努力をしています。
勉強会、アイデアソン等の開催を通し、普段の業務では交流のないメンバーと一緒に作業したり、新技術の知見を深める取り組みも行っています。
社外の研修にも積極的に参加が奨励され、学ぶ意欲に応える環境があります。
いかがでしたか?
僭越ながら第一位になれて嬉しいです!
人よりも経験がない分時間をかけ、才能がない分周りの協力を得た結果だと思っています。
こういった取り組みがされていることを知って、弊社にご興味を持っていただけたら幸いです。