2024年が始まりましたね。
新年一発目の担当は、システム開発三部長 兼 マネックス・ラボ長の上川です。
マネックスとしては、この1月からNTTドコモ様との資本提携がいよいよ本格化する年とはなりますが、今年は新年早々大きな天災や事故が起きる痛ましい年となってしまっており、被害にあわれた方々には、心よりお見舞い申し上げます。
これ以上は何も悲劇が起こらないことを祈りたいです。
次世代システムって、、
さて、不定期に思い出したように記事を投稿している次世代システムの話ですが、一体今はどうなっているのでしょうか。
スタートはこのあたりの記事ですね。
途中で、「まだ頑張って継続中です」という趣旨の報告記事も書きましたが、現状はいよいよ大詰めを迎える段階に来ており、無事一区切りをつけられるように開発メンバー一同鋭意クロージングに向けて頑張っております。
新しい試みを後押ししてくれるのが、マネックスの強さ
当初考えていたスケジュール通りには進まず、いろいろ計画を変更したり体制を変更しながら進んできたプロジェクトですが、「開発体制」「開発プラットフォーム」「採用する技術」「プロジェクトの進め方」など、何もかもが新しい試みで進めてきたことで、社内のナレッジの幅や対応力に広がりを持たせることができましたし、何より
「新しいことをやろうとしたときに、何が問題になりやすいのか、自分たちには何が足りないのか」
ということを、一般論ではなく今のマネックスのシステム部門の体制の中で起こること、として実際に経験して理解を深めることができたのが、大変貴重な財産です。
ここで得られた経験を活かして始まっている他の大型プロジェクトもすでにあります。
100%研究開発しか意義がない、ということではなく、ビジネスやサービス面とのバランスを上手にとりながらではありますが、どちらかと言えば「システム部門としての経験値を上げる」ことを主眼にしたプロジェクトを、重要なことだと理解して広い心で後押ししてくれるのが、マネックスの強さであり、変革していく力の源なのだと思います。
この期待に、しっかり応えていけるようにしたいですね。
第二の内製化
以前マネックスは「第二の創業」というキーワードを掲げて、変革をリードしていく存在になることを宣言しましたが、2017年に基幹システムを内製化したマネックスも、次世代システムに向けて、「第二の内製化」を進めます。
その土台になるプロジェクトが、上にも書いた通りいよいよ大詰め。
「ホップ、ステップ、ジャンプ」で言うなら、2017年の内製化がホップ、今回のプロジェクトがステップです。
ステップが無事にできたら、いよいよジャンプですね。
0から1を生み出すのには少々時間がかかってしまいましたが、その試行錯誤を活かし、1から10そして100へ向かう道のりはどんどんスピードアップしていけるようにしたいです。
ジャンプの大枠の構想はもう出来上がっていますし、少しずつ始めてもいます。
最初のリンク記事の中にもありますが、証券基幹システムのカギはやはり、「余力」ですので(「余力」とは?という方は上のリンク先の記事の下の方で簡単に紹介しています)ここから始まるわけですが、詳細を紹介するのは次の機会にしたいと思います。
プロジェクトの区切りではない微妙なタイミングの記事でしたので、新年の挨拶のような抽象的な話で終わってしまいますが、今年のマネックスは会社として「非連続的な成長」を目指して変わっていく年であり、システム部門としてもそれを支えていけるようにどんどん強くなっていきます。
そんな、成長の機会がたくさんあるマネックスのシステム部門に興味があるなと思った方は、ぜひ下のリンクから気軽にご連絡をください。
一緒に変わっていきましょう!