ハイプ・サイクルに見る一歩先の未来

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こんにちは。システム開発部の唐津屋です。
十数年前、Javaのニーズが今後も増えるだろうと、Javaを中心にシステム開発をしてきましたが、昨今は、PythonのニーズがAI関連を受け上昇していますね。
基本情報技術者試験では、COBOLが廃止され、Pythonが追加されています。金融中心にCOBOLのシステムはまだ多い印象ですが、受験者は少ないでしょうし、時代の流れですね。

(詳細は下記公式発表を参照)

現在の業務ですが、システム開発部としては珍しく新技術の企画・提案も多少行っておりそのマーケティング指標で「ハイプ・サイクル」というものがあるので、ご紹介したいと思います。

ハイプ・サイクルとは

「ハイプ・サイクル」とは、ガートナー社が提案した、注目の新技術についての成熟度を表した図です。投資家の方やIT関連の方が市場動向で使われることも多く、ご存知の方も居るかと思います。
文字ではわかりにくいので、実際の図(2018年10月:出典:ガートナー)をご覧ください。

日本におけるテクノロジのハイプ・サイクル:2018年

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 縦軸がその技術に対しての期待度、横軸がその技術がどの段階にいるかを示しています。段階は図の左側から5段階に分かれます。

段階 状況 該当する主な新技術
黎明期 技術が生まれ、試す企業が増えてくる  
流行期 世間から注目・期待され、メディアも多く取り上げる ブロックチェーン
幻滅期 技術が過度な期待に応えられず、メディアの取り上げも減ってくる

モノのインターネット(IoT)
人工知能(AI)
RPA(業務自動化)

回復期 幾つかの事業が成功し、出来ること・ユースケースが整理されてくる 生体認証
安定期 技術が認識され、安定・その後の発展に繋がっていく  


ITに詳しくない方も「あ、名前くらい聞いたことある」という新技術を載せてみました。IoT、AI、RPAも(おそらく今はブロックチェーンも)「幻滅期」に入ってきています。
「幻滅」と言われると、技術自体が衰退・消滅しそうなネガティブイメージがありますが、「現実を知り、何でもできる!という幻想から目覚める」、つまり技術への正しい認識が共有されはじめる時期です。今後、一般的に普及するかどうかの正念場と言えるでしょうか。
実際に図から消えたり陳腐化していく新技術もあり、ITの移り変わりの早さを感じます。

マネックス証券の一歩先の未来

詳細は触れることができませんが、マネックス証券でも、図内の新技術を使ったサービスの検討をしています。
サービス検討時には、KPI指標(PV、離脱率、ROI等)も考慮しながら検討していく必要があり、最終的に上層部に納得して頂けるような根拠・企画案を、関係部署の方と協力して作ることが鍵となります。
以下のような、良くある問いへの回答準備も必要ですね。
「黎明期」「流行期」の技術提案をする ⇒ 『他企業ですら実績が無い技術を適用するのはリスクあるよね~』「幻滅期」の技術提案をする ⇒ 『他企業の話を聞くと費用対効果が出ていない感じだよね~』「回復期」「安定期」の技術提案をする ⇒ 『他企業で同じようなサービスが一杯出ているよね~』ちなみにシステム開発部でもKPI指標を見ることは可能で、上層部との距離が近いことも相まって、マネックス証券は、他企業に比べ、企画立案しやすい環境が整っていると感じます。
近い未来、新技術を使ったサービスについても内製化を目指していければと個人的には思っています。

一歩先の未来に進むために

マネックス証券には様々な部署があります。
その中でシステム開発部が企画立案を行うメリットとして、自分で手を動かして実装できる方、また、証券業務に詳しい方も多いので、業務を分析し、試作品を作り、改善を繰り返す、言わば PDCA をスピーディーに廻せるという点があります。(・・・というのは持論です)
しかし実際は、システム開発部で全て完結できる訳がありません。検討段階から要件定義~リリース以降まで、様々な部署の方のご協力で成り立っているため技術力、業務知識も大事ですが、何よりコミュニケーションが大事です。(・・・というのも持論です)
システム開発部は、今まで実装経験が無い方、証券業務を知らない方も多く入社し、その後活躍されていますが、マネックス証券がもう一歩先の未来に進むためには、体制を強化していく必要があります。
新技術や証券について興味あるけど、そもそも経験が無いし、、、と考えていらっしゃる方、マネックス証券で一緒に一歩先の未来を進んでみませんか?

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唐津屋和喜システム開発部 開発グループ

第2回社内アイデアソン開催決定!2019/9/27-28

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こんにちは。開発グループの田中です。
第2回アイデアソンの運営事務局の方に記事を書いてもらいました。


マネックス証券のシステム部門では、第2回社内アイデアソンを開催することになりました。

イデアソンとは『アイデア(Idea)とマラソン(Marathon) を合わせた造語で、同じテーマについて皆で集中的にアイデアを出し合うことにより、新たな発想を創出しようとする取り組みや、そうした取り組みを主とするイベント』です。

 

第1回の様子はこちらの記事をご覧ください。

blog.tech-monex.com

第1回の結果はこちらの記事をご覧ください。

blog.tech-monex.com

 

第2回のテーマ

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『GALAXY』というのは数年間の開発期間を経て2017年1月にリリースしたマネックス証券の自社開発基幹システムの名称です。

GALAXYは私たちのシステムです。私たちの手で自由に変更することができます。

システム、サービス、体制、ルールなど、GALAXYにかかわっているものであればどんなアイデアでもOK!というのが今回のテーマです。

2年後、3年後の未来だと、「これは今からでは間に合わないのでは?」とか、「いま考えていることが通用しないのでは?」といった考えにとらわれてしまうかもしれません。

でも、5年後、10年後、このシステムがどうなっているのか。まったく想像もつかない環境のなかにあるかもしれないこのシステムの未来を、自由な発想でどうしたいか考えていきます。

 

エントリーされた方の発表内容の一部をご紹介します。

  • 障害情報の資産化
  • 顧客Webシステムのスリム化
  • API視点で見る、GALAXYの未来
  • 10年後の外部環境を踏まえたGALAXYの未来像
  • ブロックチェーンの仮想通貨開発

とても興味深いテーマばかりで今から楽しみです。

9月27日(金)~28日(土)2日間の開催です。

 

私たちマネックス証券は、業界でも例を見ない証券基幹システムの内製化に取り組み、数年間の開発期間を経て2017年1月に自社システム「GALAXY」をリリースしました。

自社システムを持つメリットは、開発が低コストでスピーディーになり、ノウハウを社内に蓄積することはもちろん、社員が必要と思うのものを社員の手で実現できるようになることです。

自分たちの手で運用・開発を行うために、社員の専門性を高める努力をしています。
勉強会、アイデアソン等の開催を通し、普段の業務では交流のないメンバーと一緒に作業したり、新技術の知見を深める取り組みも行っています。
社外の研修にも積極的に参加が奨励され、学ぶ意欲に応える環境があります。


いかがでしたか?

ちなみに、私も第2回アイデアソンに出場します。
普段ぼんやりと考えているアイデアを形にして発表する機会があるというのは、素晴らしいことだと思います。

発表の様子も記事になる予定なので、お楽しみに!

田中 妙佳システム開発部 開発グループ

総合証券からマネックス証券に転職して驚いたこと

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こんにちは、システム開発部 開発グループの水口です。

私は2018年末に現在のマネックス証券に中途入社しました。

今回は、私の経験をもとに、個人的に感じた総合証券とネット証券のシステム部の違いと入社して驚いたことを軸に「入社前のイメージ」「社内の雰囲気」「社内交流の機会」の3点をご紹介します。

転職活動の際に多くの人が感じているであろう「新しい職場環境に適応できるか」に対する不安を少しでも解消し、転職活動の参考にしていただけたらと思います。

前職の経験による入社前のマネックス証券に対するイメージ

私は前職で、総合証券のシステム部門にてシステム開発・保守を担当していました。商品開発部やトレーディング業務部がある部屋の、あの常にピリついた空気感がいまだに記憶に残っています。これが証券会社なのかと思わせるような雰囲気で、それは仕事のスピードと正確性を意識させる要素として、良い緊張感だったのだと今は思います。

その環境下で、私が個人的に感じたシステム部の印象は、営業や業務部が調達した資金を使い業務をするためか、常に営業や業務部門の尻に敷かれている状態で、証券業務のサポート役であるシステム部門は、部門別ヒエラルキーの最下層にあるように感じていました。従って同じ組織でも業務のやりづらさを感じていました。

ネット証券とはいえマネックス証券のシステム部も、営業や証券業務部門との間に見えない溝があるのかなとイメージしておりました。

驚いたこと①一枚岩のような組織

入社前の勝手なイメージとは正反対で、ネット証券ゆえなのか、マネックス証券のシステム部門は業務部門ともフラットな関係であるように思えました。理由はさておき、各部門に壁は無く、少なくとも私には前職よりもシステム関連業務がしやすい環境であると感じています。

マネックス証券の職場環境は、証券業務部門とシステム部のみならず、社長や役員も同じ空間におり、コミュニケーションも取りやすいです。また、現在私が所属している開発グループにおいても、働く社員の経歴は、出身業界や国籍などはさまざまで、各々が意見を自由に発信できる風通しの良さがあります。

大手ネット証券でありながら、各人のバックグラウンドや所属部門に関わらず連携が取れた、一枚岩のような組織だと思います。

驚いたこと②誰でも簡単に作れる社内交流の機会

社内の雰囲気が良いと感じても、中途入社組にとって、早い段階で会社に溶け込むことができるかどうかは別問題だと思います。

しかしながら、現在のシステム開発部に関しては、私のように中途入社組も多いため、想像されているよりも比較的早い段階で馴染んでいただけると思います。

親睦を目的とした毎年開催されているプチお花見会(自由参加)などの社内イベントもあり、業務外でも交流の幅は広がることでしょう。

また当社には社員交流を目的とした部活動が盛んで、フットサルや卓球などのスポーツ系やドラクエ部やビリヤード部などジャンルは多種多様です。

私は個人的に興味のある「ブロックチェーン部」に所属しており、学びを通じて社員交流を図っています。ブロックチェーン部には、エンジニアに限らず財務部や経営企画部、同グループ会社のコインチェックの社員、各社の役員も在籍しております。現在の活動として、私はコインチェックのエンジニアとペアになり、あるテーマに沿って意見交換や研究をして、部内での発表の準備を進めています。

業務時間外での活動で、プライベートな時間を削るため大変な面もあります。しかしブロックチェーンに対して興味を持つメンバーが集まり、皆が真剣に取り組むからこそ、そこで新たな発見が見つかると同時に、社員の結束力も高まると思います。私のように社内交流のきっかけとして、部活動を利用してみてもいいと思います。

このような部活動の発足タイミングは様々で、誰かが社内メール等でつぶやいた趣味の話題などに興味関心が集まり、各社員が名乗りを上げて発足することもあり、簡単に社員交流の機会を作ることができます。

 

今回、「新しい職場環境に適応できるか」に対する不安を取り除く、そのとっかかりとして社内の雰囲気と部活動を紹介しましたが、私自身が入社して約半年であるため、その他にもまだまだ交流の機会はあると思います。

当社への入社をご検討されている方、本文を通じて、少しでも不安を取り除き、入社後のイメージを持っていただくことができたら幸いです。

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水口 淳矢システム開発部 開発グループ