こんにちは。お疲れ様です。
アイデアソン事務局より2023年2月22日(水)に開催された第3回社内アイデアソンのレポートをお届けします。
マネックス証券システム部門では、2018年度より社内アイデアソンを開催しています。
今回は3年ぶりの開催です。エントリーした9組17名のうち、前回開催以降に入社(新卒採用&中途採用)された方の参加は14名でした。入社2か月目のメンバーも参加して、とても新鮮な発表会となりました。
審査員は清明社長、システム部門の役員・部長(計9名)が発表会場(会議室)やオンラインで参加されました。
今回のテーマは「Be the first penguin」
ファーストペンギンとは、ベンチャー精神を持って行動する個人や企業を、尊敬を込めて呼ぶ言葉として知られています。
アイデアの対象は、内製開発している証券基幹システム「GALAXY」または「GALAXYを含む周辺システム・サービス」に関わっていればなんでもアリ。システム化されていない業務改善についても可。
一歩先の未来の金融サービスを創造していくために先陣を切って飛び込んでいくペンギンのイメージです。
以下、エントリーされた9組の発表になります。
全発表終了後、無事に終わって一安心。
新卒入社1年目・2年目コンビが、最優秀賞を受賞しました!
「株式を裏付けとするトークン」(株担保型トークンを発行するビジネス、仕組み、実現される世界線)
優秀賞は「SNS情報を用いたセンチメント抽出の試み」(相場に関するSNSの書込みから世の中の雰囲気を読み解く)
特別賞は「Looking back 私の投資」(仮想のタイムマシンで、過去の自身の投資履歴を改変して遊び学ぶ)
という結果になりました。
参加者アンケートのご紹介
参加者の皆さんに伺った率直な感想を公開します。※ 匿名アンケート 回答者15名
ほとんどの方が「参加して良かった」「何かしら役に立った」と思えたようです。
資料準備や調査期間について満足度はいかがでしたか。
アドバイスをもらったり相談できる環境について満足度はいかがでしたか。
発表時間について満足度はいかがでしたか。
事務局からの連絡について満足度はいかがでしたか。
全体を通してよかった点を教えてください
- 各発表から様々な業務の未来を感じ取れること
- 参加者方の発表を通して、自分自身学びとなったのはとてもよかったと感じています
- 初対面の存じ上げない参加者・関係者の方々の顔が知れてよかったです
- 全体的に進行がスムーズであり特に迷うことはなかった(当たり前のように見えて、すごく助かる点)
- 自分のアイデアを多くの人に知っていただけ、また意見をいただけた
- 発表の縛りがなく、自由に発表内容を決められるところがよかった
- これまで何社か経験をしマネックスに中途で採用されたが、役員や社長の前でプレゼンで提案する機会があったことはこれまでになく、また、発表に際し臆することのない雰囲気を設けていただき、マネックスという会社は風通しの良い会社であるとより感じた
- なんとか発表にこぎ着けたが、準備する時間がほとんどなく発表を終えるまでかなり緊張していた
- 会場の雰囲気に相当助けられたと思う
- 日頃考えていることを発表する場を提供いただいたこと
- 普段の業務ではどうしても目の前の案件対応のことにフォーカスしてしまいますが、長期的なスパンでサービス/システムを考える機会となり、有意義でした
- 普段の業務でプレゼンの機会が無いので、参加できてよかった
- 準備が周到にされていて、当日の進行がスムーズだった。交代時間を減らして発表時間に充てられそうと思いました
- 「最新技術を使うこと」などの縛りがなかったので、さまざまなアイデアが発表できたのがよかった。技術は手段であり目的ではないので、技術縛りは良くないと思っています
- 発表時間の制限があったのはよかった
- アイデアソンを通して、社員とコミュニケーションできたこと
- システム部門の(前回開催時にはいなかった)新たなメンバーの考えが聞けて良かったと思います
- 発表に向けてチーム内で様々な意見交換ができたのが良かったです
- 部を跨いで交流できたのは良かったと思います。チームでゴールに向かって協力して進めるという観点で業務でもいい影響が出ると思いました
全体を通して残念に思った点を教えてください
- システム部内でクローズドな会になってしまっているのがもったいないと感じました。もちろん業務都合で各社員の時間を奪う形にはなってしまいますが、全社規模でやっても良いのかなと個人的には思います。(発表者はシステム部限定、視聴者は全社員対象など)
- 優勝の対価をもっと夢のある内容(たとえば優勝賞金一人あたり25万円とか)だと参加者のモチベーションも上がると思うので、もしかしたら参加者人数も増えて大会自体も勢いのある会になるのかなと感じました
- 発表時間については早期に連携が欲しかった(8分は短いので、3人以上を避けるなどの判断があったはずなので)
- 発表中に時間がわかるよう、審査員席の前にiPadでタイマー表示などしてくれると嬉しい
- 鐘について、3箇所でなるのはよいが、1ポイント目は1回、2ポイント目は2回ならすなど違いがわかるとよいかと
- デモが評価されやすいのはわかるが、今後みんながデモに力を入れすぎて業務が回らなくなるなどが生じる懸念あり(これはそういった問題が顕在化してからでもよいのかもしれないが)
- 少し発表時間が短かった
- アイデアの練りこみと調査に時間がとれなかったため、今後、通年で実施であれば、事前に開催する月(今回に倣うのであれば2月)で固定したほうが、アイデアの練りこみに時間がかけられるかなとおもいました
- アイデアソンではあるが、発表に準備でもう少しデータの解析やプロトタイプを作るなど、技術的な裏付けをする時間が欲しかった
- エントリー数が多いためか、割り当て時間が短かったこと
- 発表の制限時間があるのは良かったですが、8分だと少し短かったです
- アイデアを問うのであれば、参加者をシステム系に限らなくてもよいのではないかと思った
- システム投資予算を取るためには、まだまだ発表内容のレベルアップが必要ではありますが、システム投資予算に採用される可能性もあるようなスケジュールだと、より参加者のモチベーションは高まると思いました
- 発表時間については制限幅を設けて欲しかった。発表途中でベルが鳴ってしまい少し焦り早口になってしまった
- システム部門の方しか参加されていないのはちょっと残念でした。今後可能であれば複数部署に参加していただいて部門跨ってビジネス層のコミュニケーションを取れればいいかなと思っています
- 以前のアイデアソンは、ユーザ部門の人も自由に聴講できていたと思うのですが、今回はなかったでしょうか?案件外でかかわりを持てる&システム部門の人の考えを発信できる貴重な機会なので、次回はオープンにできたらいいなと思いました
- 特にないです
- 発表の準備など、様々な面で準備不足が露呈したと感じたので準備は大事だと痛感しました。ただ、この経験は業務や今後にも活きると思うのでいい経験となりました
第1回(2018年度開催)のレポートもぜひご覧ください
第2回(2019年度開催)のレポートもぜひご覧ください
今回の記念品はオリジナルロゴ入り木製スマホスタンドです
充電しながら使えるタイプです。
最後に
アンケートのなかにこんなコメントがありました。
- これまで何社か経験をしマネックスに中途で採用されたが、役員や社長の前でプレゼンで提案する機会があったことはこれまでになく、また、発表に際し臆することのない雰囲気を設けていただき、マネックスという会社は風通しの良い会社であるとより感じた
2020年以降に入社された方は、マスクやオンライン会議の影響で同僚の顔もわからず、ランチや飲み会の機会も無く、(歓送迎会もできない、寂しい3年間でした・・・。しっかり打ち上げは開催いたしました!)このアイデアソンを通じて初めて「このひと、こんな顔だったんだ」とか、「〇〇さんて、この人だったのかー」とか、発表以前の気づきもたくさんあったと思います。
対面の機会が少なくなってしまっても「風通しのよい会社」という感想を抱いていただけたアイデアソンになって、本当に良かったです。
また今回は事務局のメンバーも人数が増え、意見を出し合って協力して開催することができました。通常業務があって、時間をこじあけてのアイデアソンの取り組みは本当に大変だったと思います。参加者の皆さん、審査員の皆さん、本当にお疲れ様でした。
この記事を読んで、「次回参加してみようかな」と思っていただけたら幸いです。