こんにちは。システム開発一部、第一プロダクトグループのHです。
2024年5月のエンジニアブログで紹介のあった「横断チーム」を担当しています。
この記事では横断チームについて紹介したいと思います。

横断チームの役割
アラート発生時の初期対応
システムリリース後に発生したシステムアラートに対しての初期対応を行います。
運用監視オペレータからアラート発生の一報を受けて、システム部内にエスカレーションを行い 、どこの機能に問題がおきているかの切り分けや問題の原因追及、対策の検討、調整を行います 。
アラートと一言といっても、お客様や業務部署で使用する画面での画面遷移した際に発生するものや 、バッチ処理における異常終了、警告終了、ジョブの開始・終了遅延などなど、内容は多種多様です。
細かいことを挙げればきりがありませんが、その内容は多岐にわたります 。
※アラート検知を24時間体制で監視いただいている運用監視オペレータの皆様には、本当に頭が下がります 。
アラートの案件化と推進
業務要件が関わらない軽微な対応や性能改善などの案件化を行い 、システムの改善対応、リリースを行います。
短いスパンで数多くの案件を担当するのもチームの特徴です。
案件によって担当いただく協力会社についても分かれますので、複数案件を並行し、案件ごとに推進(管理、調整)する必要があります 。
その他「横断的な」業務
単にアラート対応のチームではありません 。業務(口座・株・投信・入出金)チームにかかわらず、横断的な業務も行います。
・案件、アラートのチーム全体にわたるクロージングのフォロー
・緊急性を伴うパッチ作業、日中バッチ異常終了時の顧客告知
・一部、システム化ができていない手作業の調整、運用
・サービス停止に伴いDBを停止する場合のジョブ制御(保留や実行中止、再開)の整理、調整
・etc…
私たちは、GALAXYシステムの「縁の下の力持ち」の役割を担っているチームであると自負しております。
最後に
マネックスに転職したのが3年前の2022年、ちょうど50になる歳でした。
前職はSIerで一番長く担当したのは証券システムですが、6~7年証券のシステムから離れており、残りのキャリアを考えたときに、思い切って証券システムのど真ん中である当社に転職しました。
転職前は、証券の一部のシステムしか見えていませんでしたが、今は全体を俯瞰して見ることができ、とてもよかったと思っております。
(逆に転職をもう少し早ければよかったと、そちらを後悔しております )
まだまだ人が足りないというのは痛感しているところです ! 私たちと一緒に「案件推進」をしてくださる方をお待ちしています。