総合証券からマネックス証券に転職して驚いたこと

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こんにちは、システム開発部 開発グループの水口です。

私は2018年末に現在のマネックス証券に中途入社しました。

今回は、私の経験をもとに、個人的に感じた総合証券とネット証券のシステム部の違いと入社して驚いたことを軸に「入社前のイメージ」「社内の雰囲気」「社内交流の機会」の3点をご紹介します。

転職活動の際に多くの人が感じているであろう「新しい職場環境に適応できるか」に対する不安を少しでも解消し、転職活動の参考にしていただけたらと思います。

前職の経験による入社前のマネックス証券に対するイメージ

私は前職で、総合証券のシステム部門にてシステム開発・保守を担当していました。商品開発部やトレーディング業務部がある部屋の、あの常にピリついた空気感がいまだに記憶に残っています。これが証券会社なのかと思わせるような雰囲気で、それは仕事のスピードと正確性を意識させる要素として、良い緊張感だったのだと今は思います。

その環境下で、私が個人的に感じたシステム部の印象は、営業や業務部が調達した資金を使い業務をするためか、常に営業や業務部門の尻に敷かれている状態で、証券業務のサポート役であるシステム部門は、部門別ヒエラルキーの最下層にあるように感じていました。従って同じ組織でも業務のやりづらさを感じていました。

ネット証券とはいえマネックス証券のシステム部も、営業や証券業務部門との間に見えない溝があるのかなとイメージしておりました。

驚いたこと①一枚岩のような組織

入社前の勝手なイメージとは正反対で、ネット証券ゆえなのか、マネックス証券のシステム部門は業務部門ともフラットな関係であるように思えました。理由はさておき、各部門に壁は無く、少なくとも私には前職よりもシステム関連業務がしやすい環境であると感じています。

マネックス証券の職場環境は、証券業務部門とシステム部のみならず、社長や役員も同じ空間におり、コミュニケーションも取りやすいです。また、現在私が所属している開発グループにおいても、働く社員の経歴は、出身業界や国籍などはさまざまで、各々が意見を自由に発信できる風通しの良さがあります。

大手ネット証券でありながら、各人のバックグラウンドや所属部門に関わらず連携が取れた、一枚岩のような組織だと思います。

驚いたこと②誰でも簡単に作れる社内交流の機会

社内の雰囲気が良いと感じても、中途入社組にとって、早い段階で会社に溶け込むことができるかどうかは別問題だと思います。

しかしながら、現在のシステム開発部に関しては、私のように中途入社組も多いため、想像されているよりも比較的早い段階で馴染んでいただけると思います。

親睦を目的とした毎年開催されているプチお花見会(自由参加)などの社内イベントもあり、業務外でも交流の幅は広がることでしょう。

また当社には社員交流を目的とした部活動が盛んで、フットサルや卓球などのスポーツ系やドラクエ部やビリヤード部などジャンルは多種多様です。

私は個人的に興味のある「ブロックチェーン部」に所属しており、学びを通じて社員交流を図っています。ブロックチェーン部には、エンジニアに限らず財務部や経営企画部、同グループ会社のコインチェックの社員、各社の役員も在籍しております。現在の活動として、私はコインチェックのエンジニアとペアになり、あるテーマに沿って意見交換や研究をして、部内での発表の準備を進めています。

業務時間外での活動で、プライベートな時間を削るため大変な面もあります。しかしブロックチェーンに対して興味を持つメンバーが集まり、皆が真剣に取り組むからこそ、そこで新たな発見が見つかると同時に、社員の結束力も高まると思います。私のように社内交流のきっかけとして、部活動を利用してみてもいいと思います。

このような部活動の発足タイミングは様々で、誰かが社内メール等でつぶやいた趣味の話題などに興味関心が集まり、各社員が名乗りを上げて発足することもあり、簡単に社員交流の機会を作ることができます。

 

今回、「新しい職場環境に適応できるか」に対する不安を取り除く、そのとっかかりとして社内の雰囲気と部活動を紹介しましたが、私自身が入社して約半年であるため、その他にもまだまだ交流の機会はあると思います。

当社への入社をご検討されている方、本文を通じて、少しでも不安を取り除き、入社後のイメージを持っていただくことができたら幸いです。

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水口 淳矢システム開発部 開発グループ