Ai4 2025 旅行記その4(Ai4 最終日から帰国)

こんにちは。
システム開発三部長の上川です。

Ai4 2025の旅行記その3 に続きその4 をお送りします。今回で最終回、カンファレンス3日目から帰国までになります。

カンファレンスの流れは2日目と同じ

最終日も、2日目と同じく朝食の提供から始まり、Keynoteを4本聞いてから個別セッション会場に移動する形です。参加者も慣れてきますので、人数は多いですが特にストレスを感じることもなくセッションを聞くことができます。

Ai4はとてもセッション数が多いので、自分は事前にアジェンダを見て参加するセッションを決めてありましたが、2日目の朝に会ったMetaの方がスピーカーになるセッションにせっかくだから行ってみようと思って、参加予定を組み替えて聞いてきました。

「The Stochastic Product Manager: A New Playbook for the GenAI Era」

というタイトルのセッションで、AI時代のプロダクトマネジメントについて解説する内容です。
LLMプロダクト戦略の3つの柱として

  • Convenience is King ・・・究極の価値提案は、ユーザーの時間と認知的労力を節約すること
  • The Flywheel Effect ・・・モデルの使用量が増えると、より多くのデータが生成され、それがさらにモデルを改善しプロダクトを強化する
  • Iteration Velocity ・・・データから学び、より良いモデルを展開できる速さが重要な競争優位性である

といったことを説明していました。

お約束の日本食

2日目の夜にVenetianホテルまで歩いた時に見つけたRAMEN-YAという日本食の店で、最終日の夕食を食べました。
ラーメンや牛丼が20ドル弱ととても高いですが、とりあえず海外に来たらエンタメの一環として体験しておかないとね、ということで入ってみたものの、思いのほか味はちゃんとしていて、とてもおいしかったです。

これ以外に、カレーや牛丼などもありました

TONKOTSU(PORK BASE)です

日本へ帰国

ラスベガスから帰国する便は早朝出発になることが多く、今回もAM6:15発の便でしたので、帰国日は朝4時前にはホテルをチェックアウトして空港へ向かいました。
行きはシアトル経由でしたが、帰りはロサンゼルスで乗継ぎです。
しかし、アメリカは入国審査がとても厳しいのですが、出国はほぼノーチェックに近いですね(笑)去る者は追わずの精神でしょうか。
シアトルでの入国時は、3人とも「ヴェガスに何しに行くんだ?」「どこに泊まるのか?」「カンファレンスでは話すのか聞くだけか?」とか根掘り葉掘り聞かれ、自分は最後にはAi4の参加チケットの購入完了メールまで確認されました。

日本への入国小噺

日本へ帰国する際に、入国審査や税関申告をスムーズに行うために、デジタル庁が Visit Japan Web というサイトを用意しており、ここに事前に必要な情報を入力しておけば、帰国時に空港においてある端末でQRコードとパスポートを読み込ませるだけで、手書きの申告書を記載せずに入国できます。

今回、自分はこのサイトを利用し、片や一緒に帰国した同僚は機内で配られた申告書を手書きで用意していました。お互い預け入れ手荷物がなかったので、到着後そのまま入国審査へ向かったのですが、最終的に到着ロビーに先に着いたのは、手書きの申告書を使った同僚のほうでした(笑)
申告書はそのまま税関の係員に渡すだけですが、Webサイトを使うとどうしてもQRコードとパスポートの読み込み作業が必要なので、その約1分程度の足止めで負けてしまうのですね。

Webサイトは効率がいいシステムで、もちろん混雑時はこちらのほうが早く抜けられるのだと思いますが、日本人の効率化を追求する習性によって、手書き申告書フローでも十分早くなってしまい、Webのありがたさが薄れてしまうという、うれしいような悲しいような体験でした。

来年はVenetianホテルにて開催

今年のAi4はMGMグランドというホテルで開催されましたが、来年はさらに広いVenetianホテルでの開催となることがアナウンスされていました。
日程は2026年8月4日~6日で、もうすでに案内サイト も公開されています。

ということで、以上Ai4旅行記を全4回にわたってお送りしました。
別途公開しているセッション参加レポートとともに、Ai4の様子がみなさまにお伝えできていれば幸いです。
もしAi4というイベントにご興味が出てきましたら、ぜひ来年ご参加いただき、現地でお会いしましょう。

そして、これからますますAI活用を強力に推進していくマネックスで一緒にAIサービスを作っていくことに興味がある方は、ぜひこちらから気軽にご応募ください。

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Ai4セッション紹介記事はこちら

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