こんにちは。今年入社いたしました Y と申します。
現在、システム開発一部 第一プロダクトグループの入出金チームに所属しています。
前職では、証券会社のベンダーとしてシステム開発と保守を担当しておりました。
主にバックエンドシステムの領域が中心でしたので、お客様が直接触れるフロントエンドの領域については、これから知見を深めていきたいと考えております。
今回は、私が所属している入出金チームの紹介をしたいと思います。

入出金チームの幅広い担当領域
私が所属する「入出金チーム」は、その名称からは想像しにくいほど、非常に幅広い重要サービスを担当しています。現在、5名体制で以下の業務に携わっています。(新しいチームの名称を検討中です!)
- 入出金
- ポイント(マネックスポイントと他社ポイントサービスとの接続)
- OpenAPI(外部連携API)
- マネックス証券アプリ(スマホ向けアプリ)
- ログイン/SSO(シングルサインオン)
担当領域
現在、私が特に注力している業務について、詳細を紹介します。
1. 入出金(証券ビジネスの生命線)
入社以来、証券会社にとって最もコアとなるサービスの一つである入出金機能の重要性を日々痛感しています。
コールセンターとの連携と課題解決
入社直後から、入出金に関するお客様からの問い合わせ対応を担当しました。
コールセンター部門と密に連携を取りながら、お客様が抱える様々な問い合わせを解決してきました。
具体的には、口座情報の不一致や複雑な入力操作などが原因で発生する入出金操作のエラー理由を詳細に調査し、解決策を導き出しました。
バックエンド機能の理解と大規模プロジェクトへの参画
現在は、お客様からの問い合わせ対応で培った知見を活かしつつ、大規模なシステム開発案件にも参画しています。このプロジェクトを通して、お客様から見えない「裏側」で動いている重要な機能群への理解を深めています。
例えば、財務・経理部門における入出金データの照合の仕組みや、お客様の取引に必要な買付可能額のリアルタイム管理といった、証券ビジネスの根幹を支える仕組みを深く学んでいます。
2.OpenAPI(外部連携とビジネス拡大の鍵)
当社が提供しているOpenAPIは、証券基幹システム「GALAXY」などのメインシステム以外の外部システムに対して、サービス連携を可能にする重要なAPI基盤です。
このAPI群は、口座開設、商品買付、残高/履歴の参照、そして入出金指示といった、お客様の資産運用に必要なほぼすべての操作を提供しています。
現在、証券アプリはもちろん、新しい資産形成サービスの「ferci」や「d払いかんたん資産運用」など、多岐にわたるサービスで利用されており、当社のビジネス拡大に不可欠な役割を担っています。
今後の展望:「入出金チーム」からの脱却?
上記のとおり、私たちが担当している領域は、伝統的な入出金業務にとどまらず、認証基盤、外部連携、フロントUI/UX、そして特定商品の機能開発にまで及んでいます。
現在の「入出金チーム」という名称では、この広範かつ重要なミッションを伝えきれないと感じています。
チーム名を再定義し、実態に即した名称に変更することで、チームの存在意義と魅力を明確にしていきたいと考えています!
「このチーム、ちょっと面白そう」と思った方は、ぜひ本ブログ右上の「エンジニア積極採用中」をのぞいてみてください。チーム名のアイデアを持っている方は…採用担当が前のめりになるかもしれません(笑)