数字で見る内製開発グループ

システム開発一部、内製開発グループの池田です。
金融業界経験なし、業務知識なし*1の状態で2020年4月に入社し3年経過しました。

前職では前半が受託開発、後半はSES契約で客先に常駐し、Webアプリケーションの開発全般に携わりました。
入社後は取引所接続周りの開発に携わり、制度案件のPMを経験し、現在はある商品のシステム更改に挑んでいます。

プライベートでは妻と4歳の娘の3人家族です。

内製開発グループ

早速ですが今回は内製開発グループの紹介をさせていただきたいと思います。

内製開発グループは開発本部のシステム開発一部に属しており、2023年3月末時点で25名が在籍しています。
主にGALAXY(証券基幹システム)のシステム開発・保守を担当しています。

組織図

この図にはありませんが、開発本部の横並びにオペレーション本部があり、システムの管理・運用全般、システム基盤に関する業務を統括しています。
GALAXYは規模が大きく、1つの部署ですべてを担当することは困難です。
その為、インフラ、ミドルウェアといったシステム基盤全般、リリース等の運用全般、オペレーション本部主管となっています。

周辺グループの説明は過去の記事をご参照ください。

blog.tech-monex.com

そんな中にある内製開発グループについて、直近6ヶ月(2022/10~2023/3)のデータから次の数字を確認してみました。
(周辺の情報から個人的に確認した数字の為、参考程度に捉えていただきたく存じます)

  • 在宅率
  • 営業日に対する有給取得率
  • 平均残業時間
  • 作業時間の割合

在宅率

まずは在宅率です。

コロナ前は在宅制度が無かったようですが、私が入社した2020年4月には在宅制度があり今後も継続されることとなりました。
一時期は70%前後を推移していたと思いますが、最近は60%前後で落ち着いているようです。
最近、内製開発グループは月1回程度は出社することとなった為、出社率が徐々に増えるかもしれません。

営業日に対する有給取得率

続いて営業日に対する有給取得率です。

これは有給の取得具合を共有したいなと思い、出しました。
「グループメンバーの有給取得回数」を「グループメンバー数 * 営業日」で割ったものです。
大雑把に5%前後なので、1ヶ月に1回(20営業日の1日)程、有給を取得しているとみています。

実際、私は月に1回は有給を取得するように心がけています。

ちなみに厚生労働省の令和4年就労条件総合調査の概況では「年次有給休暇の取得率は58.3%」とありますが、内製開発グループの2023年3月末時点の有給取得率は91%でした。

平均残業時間

次は平均残業時間です。

2022年10月はグループメンバーが多くかかわっているプロジェクトで大きな体制変更があり、平均残業時間が多めになったとみています。
(皆さんの頑張りが垣間見えます)
平均してみると19.1hでした。

dodaの平均残業時間ランキングのWebエンジニアと比較すると、5.8h程下回っていました。

内製開発グループ:19.1h
Webエンジニア:24.9h

作業時間の割合

最後に1週間の時間の使い方を役割毎に並べてみます。

役割に応じて時間の使われ方は異なりますが、皆さん80%前後は主たる開発・保守業務に時間を使えているようです。
「社内活動」は社内で催されたアイデアソン2023や、採用活動、OJT等が挙がりました。

私はグループのマネージャー(グループの長ではない)を務めさせていただいていることもあり、開発業務の割合が低いとみています。

おまけ

Fさん、Hさん、私は同じプロジェクトに参画していますので、何かしらイメージが沸けばと思い体制図を貼っておきます。
Tさんは現在保守メインの為、体制外になります。

この体制図とは別に、オペレーション本部、業務部門の体制が存在します。

ちなみに体制図のトップは第一プロダクトグループ(お隣のグループ)のマネージャーで、案件管理(マスタースケジュール策定、各部門との調整等)を担当いただいています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
業務調整が付いているなど一般的な前提はありますが、在宅や有給取得する上で煩わしさを感じないので、このような数字になっているのかなと推測します。

私自身、前職の働きっぷりでは子供の行事(幼稚園の入園式など)に出席することはできないと思っていた(出席する発想が無かった)ので、現在の環境はありがたく感じています。

*1:「証券決済システムのすべて」等の本をわからないながら読みました。