マネックスは「風通しがいい」だけで満足はしません

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こんにちは、GX推進グループの上川です。

GX推進グループってどんなグループ?って思った人はこちらを。

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おかげさまで、山あり谷ありながらも、プロジェクトは何とか続いております。

がんばって完走したいですね。

風通しがいいとはどういうことか

さて、今日はGX推進グループのプロジェクトの話ではなく、もう少し広い話をしたいと思います。

以下は、数年前のブログ記事でマネックスの社風を社員にアンケートを取った回答ですが、

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どうやら、マネックスは他社に比べて風通しがいい会社のようです。

確かに、風通しが良すぎて最近オフィスがとても寒く、自分の周りの席では、天井から容赦なく押し寄せてくる冷気を打ち返すために天井に向かってサーキュレーターを回して、さらに風通しを良くしている人がいますねー。

まあ、そんな果敢に冷気と戦っている同志のことは影ながら応援しておくことにして、改めてなぜマネックスは風通しがいいのかを考えてみました。

他人にあまり干渉しない

他人に干渉しないと言うと少しマイナスなイメージがありますが、いい意味で他人は他人、自分は自分としっかり分けて考えられる社員が多いので、業務に関係がないおかしな同調圧力のようなものはないですし、もちろん上司が帰るまで部下は帰れません、なんてことはマネックスでは完全に都市伝説です。

数年前からフレックス勤務が採用されていますが、たまに聞く、制度としてはフレックスが導入されたものの、結局みんな定時出社している、というようなこともなく、あっという間に普及してみんな思い思いの時間に出退社しています。

あまりにも他人の出退社に無頓着なので、会議がないような日は、隣の人が出社していないことに夕方気づく、なんてこともあるくらいです。

(もちろん、会議や打ち合わせがある時はみんなちゃんとその時間に来ていますよ)

やりたいこと、は否定されない

例えば社員が上司に、こういうことをしたい、と訴えた時、よほどのことがない限りダメだ、とは言われません。むしろアイデアソンのように上司の方から、やりたいことを発表してみろ、となり、そのままそれが商品化されてしまうようなことになるのはみなさんご存じの通りです。

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集団のチカラをもっと発揮していきたい

そんな風通しのよいマネックスですが、個人的にちょっともったいないなと思っているところがあります。

日常の業務をしていく上で、個にかかるおかしなストレスが少ないので、個人個人のチカラは比較的発揮しやすく、それが集まることで過去数回の会社合併に伴うシステム統合や、2017年の基幹システム内製化を成功させてこれたのですが、集団としてのチカラはあまり発揮できていなかったかな、と思います。

集団のチカラとは、いわゆる「チームワークの掛け算」というやつですね。

10人の社員が個人として1のチカラを発揮したら、全部で10のチカラになります。

ですが、チームワークの掛け算を発揮できれば、同じ1のチカラを発揮する10人の社員でも、20や30のチカラにすることができるはずです。

新しい風通しのよさを手に入れる

他人を尊重する土壌があるので、マネックスには基本的な「個」を大切にする風通しの良さがありますが、このしっかりとした基礎の上に、もう一段目線を上げた風通しの良さを作りたいと思います。

  • 自分は自分、他人は他人、で終わらせない
  • 自分にはない他人のいいところ、を見つける
  • 他人と自分の考え方は違ってあたり前
  • 他人の意見は、自分の意見を高める素材であると考える
  • 他人のいいところ、をどんどん活用することを考える
  • 他人の提案に反対しないと決めたら、全力で支える

こんな感じでしょうか。

おそらく、チームワークを発揮してどんどん成長している会社には、こういう雰囲気があるんだろうな、と思っています。

「風通しが悪くて居心地の悪い会社」から見たら、マネックスは風通しがよくて居心地の良い会社かもしれませんが、それに満足せずに、チームワークの掛け算を発揮できる会社、を目指してチェレンジしていきたいと思います。

上川 和樹システム開発部 副部長 GX推進グループ長