AWS資格の再認定

こんにちは。インフラグループのYです。

突然ですが、皆様はAWSの認定資格お持ちでしょうか?
私は2020年3月にAWS Certified Solutions Architect - Associate (SAA) を取得したのですが、先日以下のようなメールが届きました。

更新期限まで割と時間がないですね(汗)。
そろそろ更新となる方もいらっしゃると思いますので、今回はAWS再認定にまつわる内容をご紹介できればと思います。

AWS資格の有効期限

AWSの認定資格について、ご存じの方も多いかと思いますが(私はすっかり忘れてました)、有効期限があり、3年ごとに再認定を受ける必要があります。

AWSによる認定(3年間有効)
https://aws.amazon.com/jp/certification/policies/recertification/

再認定方法

再認定の方法ですが、文字通り同じ試験に合格するという方法と、資格のレベルによっては上位の資格に合格することでも維持されます。
具体的には、FoundationalレベルとAssociateレベルについては上位資格取得でもOKとなっています。
(ProfessionalとSpecialtyは上位レベルがないので、同じ試験を受ける必要があります)

AWS認定資格の体系についてはこちらに記載されています。
https://aws.amazon.com/jp/certification/?nc2=sb_ce_co

また、AWS再認定についての公式情報はこちらです。
https://aws.amazon.com/jp/certification/recertification/

SAAを例にとると、①SAAを再度受けて合格する or ②SAA(Associateレベル)より上のProfessionalレベルの資格(Solutions Architect Professional等)に合格することで再認定となります。

試験内容の改定について

AWS認定試験は、定期的に改訂する場合があります。
試験名は、SAA-Cxxのようなネーミングとなっており、xxの数字が上がって改訂されていくようです。
例えばSAAにおいては、以下のような改定がされています。

SAA-C01→SAA-C02(2020年3月23日以降)→SAA-C03(2022年8月30日以降)

同じ認定試験を受ける場合でも、試験の改定内容についてはご注意ください。

私はSAA-C01で合格しましたので、今から再認定を受ける為にはSAA-C03で合格する必要があります。
「めっちゃ変更されてたらやだなー」と心配していたのですが、調べてみると現在のところ大幅な変更はなくて、
対象サービス数が増えたことと、また若干配点が変わったくらいのようです。

【SAA-C03】AWSの旧試験と新試験の改定ポイント
https://www.trendmicro.com/ja_jp/business/campaigns/aws/resources/aws-saa-co2to3-modification.html

ただ、SysOps Administrator - Associate(SOA)については、SOA-C01→SOA-C02への改定のタイミング(2021年7月27日以降)で、
新しく"試験ラボ"という実技を伴う試験が追加されたようです。

AWS Certified SysOps Administrator - Associate(SOA-C02) 試験ガイド
https://d1.awsstatic.com/ja_JP/training-and-certification/docs-sysops-associate/AWS-Certified-SysOps-Administrator-Associate_Exam-Guide.pdf

変更に伴って問題数、試験時間が増え、難易度も上がったようですので、こちらに該当の方は準備時間を多めに見積もった方が良いかもしれません。

その他

執筆時点(2022年10月26日)の話となってしまい恐縮ですが、以下キャンペーンがあるようです。

AWS 認定 再受験無料キャンペーン
https://bit.ly/3SXzeab

上記は、対象期間中(2022年12月15日まで)に受験予約を済ませれば、仮に一度不合格だった場合、再受験が無料になるキャンペーンです。

不定期ですが、上記のようなキャンペーンやクーポンがありますので、利用できるものがないか確認されることをおすすめ致します。

まとめ

今回はAWS認定の再認定についてお話しさせていただきました。
個人的な課題の話で恐縮ですが、少しでも参考になれば幸いです。

弊社には現行GALAXYシステム他、次世代基盤に向けてAWS環境も多数あります。
今後もAWS認定資格を通しての学習と、実業務での経験を通してスキルアップデートしてきたいと思います。
ありがとうございました。