エンジニアがスキルの次に考えたいこと

こんにちは 働きながらお金持ち でおなじみのマネックスラボのMです。


前回記事ではいきなり株式投資の話をしてしまい、興味のない方にそっ閉じされてしまいました。

前回記事はコチラ

blog.tech-monex.com

 

今回はエンジニアとして働く上で大事にしたいポイント、
得られるスキル、経験など色々ある中で待遇にフォーカスしてお話したいと思います。

またしてもエンジニアブログらしからぬ内容ですみませんが、
はじめに結論を書きますので結論だけチラ見してもらえれば幸いです。

結論

・やってない人の60歳時点の期待資産:約1億3200万円
・やっている人の60歳時点の期待資産:約1億7700万円

※このシミュレーションは以下のような前提で計算しました。
 -年収は年齢*10万円で、20歳~60歳まで就労
 -401Kは上限まで拠出で、運用利回りは5%
 -住民税は一律10%で基礎控除のみ考慮
 -支出は考慮しない(0円で計算)

年収が年齢*10万円というのは人によっては控えめになりますので
年収を年齢*20万円で計算してみるとこうなります。

・やってない人の60歳時点の期待資産:約2億4400万円
・やっている人の60歳時点の期待資産:約3億2500万円

 

計算の説明

やってない人・・・401K運用なし
やっている人・・・401K企業型確定拠出年金(マッチングあり)にフルベット
という計算をしています。

401Kについては色々と説明されているサイトがありますが大きく分けると
・個人型確定拠出年金(いわゆるiDeCo)
・企業型確定拠出年金
になるかと思います。

・個人型確定拠出年金の上限は月23,000円、年276,000円
・企業型確定拠出年金の上限は月55,000円、年660,000円
と(基本的に)なります。

企業型確定拠出年金の上限まで拠出するためには
企業がマッチング制度を採用している必要があります。
(間違っていたらごめんなさい)

 

企業型確定拠出年金とは?

企業型確定拠出年金は文字通り企業が拠出してくれるので、額面上の所得には
現れないけど、実際には支給されているのとほぼ同義と言えます。

マッチング制度は企業が拠出する金額と(ほぼ)同額を従業員が拠出できる制度です。
つまり、見えない年収が最大で660,000 / 2 = 330,000円プラスされるということです。

そして、見えないのでその分は所得税と住民税も掛かりません。

さらにマッチング制度で拠出するとその分はさらに「所得税と住民税が減額される」事になりますので
マッチング制度にもフルベットすると(将来的な総資産という意味では)さらに収入が増えます。

例えば、同じ年収500万の企業で働く2人のエンジニアが
企業型確定拠出年金(マッチングあり)のありとなしではこのような差があります。

・なし:5,000,000 - 所得税572,500 - 住民税467,000 = 税引き後資産3,960,500
・あり:5,000,000 - 所得税485,140 - 住民税423,320 = 税引き後資産4,091,540(拠出するため現金は3,654,740)
※所得控除、調整控除等は考慮していません

ちなみに個人型確定拠出年金(iDeCo)の場合はこうなります。

iDeCo:5,000,000 - 所得税517,300 - 住民税439,400 = 税引き後資産4,043,300(拠出するため現金は3,767,300)
※所得控除、調整控除等は考慮していません

拠出額の上限が大きい企業型確定拠出年金はメリットが大きいことが分かりますね。
ちなみに、収入が大きい人ほどメリットは大きくなります。

そしてこの拠出した金額をどうするかというと、投資信託で運用することが出来ます。
(元本保証の定期預金にすることも出来ます)

その投資信託が年5%の利回りとなった場合に、最初に記載した資産になるというわけです。
※株式投資において年5%の利回りというのは割と控えめな(それ以上となる事が多い)数値となっております。
※ただし投資はリスクも伴いますので元本割れ(マイナス)になることもあります。

 

企業型確定拠出年金を採用してる企業は?

では、どんな企業が企業型確定拠出年金を採用しているのでしょうか。

ためしに日本を代表する企業と言っても過言ではない時価総額の上位20社ほどの採用ページを調査してみると・・
4社 が明確に「確定拠出年金」に対応している表記を読み取れました。
日本代表企業を集めても20%しか採用していないんですね。

他に、退職金制度というような表記が見られる企業もありましたが
退職金や確定給付企業年金制度は、その企業に勤め続けなければならないのに対し、
企業型確定拠出年金制度はその企業を退職しても次の勤務先やiDeCoに引き継ぐ事が
出来ますので、より従業員に優しい制度と言えると思います。

つまりは企業型確定拠出年金制度を採用している企業自体がより従業員に優しい企業とも言えるのではないでしょうか。

さてさてそれではマネックスグループはどうかな、と、、

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やってますね!(白々)
しかもマッチング制度もあります
※2021/1/15時点の情報です

 

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