こんにちは。
マネックス証券 システム開発部 小田切貴秀と申します。
先日、アジャイル開発に関する認定試験 PMI-ACP® に合格しました。何故受験を志し、どのような学習をしたのかなどについて書きたいと思います。少し砕けた記述もあります。お許しください。
PMI日本支部 三島様には本資格の記載に関して資料のご提供およびご確認頂き、お手数をお掛け致しました。お礼を申し上げます。
1. PMI-ACP®とは
PMI-ACP®とは、"PMI Agile Certified Practitioner"の略です。世界的に展開しているPMI(Project Management Institute)が実施している公式資格の一つです。PMP®(Project Management Professional)資格はご存知の方が多いと思います。
PMIといえば、PMBOK®(Project Management Body Of Knowledge)も有名です。5年ぶりの2017年9月にPMBOK®が第6版となり、ウォータフォール型だけではなく、開発ライフサイクルを分類し、アジャイル型(PMBOK®ガイドでは「適応型ライフサイクル」と分類)の管理手法の記述も追加されました。世界的にはアジャイル開発も重要な位置づけとなっていると思います。
※試験内容:
PMI-ACP®認定では、実務者が特定のアジャイル手法の知識を有することを評価するものではなく、XP、スクラム、リーン、カンバンなど、さまざまなアジャイル方法論全体にわたるアジャイルの原則と実務慣行(プラクティス)に関する知識を有していることを評価されます。1つの手法に寄らず、体系的にまとめている点は良いと思っています。試験内容の詳細はPMIのサイトで日本語も含めた6ヶ国語の資料がダウンロードできます。
(https://www.pmi.org/certifications/types/agile-acp/exam-prep)
PMI-ACP®の試験内容は以下の7つの分野に分かれます。それぞれにタスクが存在します。
- 分野Ⅰ:Agile Principles and Mindset [アジャイルの原則と考え方]
(9個のタスク) - 分野Ⅱ:Value-driven Delivery [価値主導のデリバリー]
(4つのサブ分野、14個のタスク) - 分野Ⅲ:Stakeholder Engagement [ステークホルダーの関与]
(3つのサブ分野、9個のタスク) - 分野Ⅳ:Team Performance [チームのパフォーマンス]
(3つのサブ分野、9個のタスク) - 分野Ⅴ:Adaptive Planning [適応型計画]
(3つのサブ分野、10個のタスク) - 分野Ⅵ:Problem Detection and Resolution [問題検出と解決]
(5個のタスク) - 分野Ⅶ:Continuous Improvement [継続的改善(製品、プロセス、人材)]
(6個のタスク)
その他、各分野に ツールと技法[Tools and Techniques(T&Ts)] と 知識とスキル[Knowledge and Skills(K&Ss)]が記述されています。
※受験資格と申込方法:
受験資格は、以下のサイト
https://www.pmi.org/certifications/types/agile-acp
に詳細がありますのでご覧ください。以下の事前準備が必要です。
- アジャイル・プラクティス分野での21時間以上の公式研修の受講
- 過去5年内のプロジェクト・チームでの 2000 時間の実務経験(PMP®または PgMP®資格保有者は申請免除)
- 過去3年内のアジャイル・プロジェクト・チームでの 1500 時間の実務経験(リーダーなどでなくても、チームメンバーとして参加していれば良いようです。)
以上を満たしてから受験ができます。受験申込は、PMIのサイトで行います。
1.の受講証明(研修毎に付与されたID)と2. 3.の実務経験(担当案件毎1,000字前後、英語で記載)などをPMIの受験申請画面に入力します。私はPMP®を保有しているので、3.のみの記載でした。1週間程度でPMI内の審査が実施され受験資格が与えられます。人によっては入力内容の監査が入るようですが、私は対象にはならず何事もなく1週間後に審査が通りました。監査の為の連絡先の登録も入力を要求されるので、対応をして下さる方を予め決めておく必要があります。私は入力必須と知らなかったため、事後承諾でお願いしました。皆さんもお気を付け下さい。
※どのくらいの人が資格を持っている?
2020年2月29日現在、PMP®の保有者とPMI-ACP®の保有者と各国の比率を一覧にしたものが以下です。(PMI日本支部事務局の承諾を得て掲載しました。)
PMP®に対するPMI-ACP®取得者 (=アジャイル認定を取得するPM)の日本の比率、非常に低いですね。アメリカやインドの比率でPMI-ACP®の取得者がいれば2,000人以上いてもおかしくないと思います。PMI-ACP®の取得者絶対数は、シンガポール、台湾、香港よりも少ないのが現状です。
PMP®は2000年過ぎ頃から既に日本語での受験が可能であり、受験用のテキストも日本語版が多くありますが、残念ながらPMI-ACP®は2018年まで日本語での試験はありませんでした。日本語化の対応時期が遅いのはアメリカ本部から見ると「日本はアジャイル開発途上国」と判断されているのかもしれません。受験資格を得るためには上述の21時間相当の授業を受ける必要があります。日本語での研修についてはPMI日本支部のホームページなどを参照されても良いかもしれません。試験は日本版ができたものの、2020年1月時点でも良い日本語の受験用テキストはあるのか私はよくわかりません。試験対策は英語のテキスト本のみで受験準備をしました。
2. 受験の動機
振り返るとアジャイル開発との出会いは、まもなく三十代の終わる2002年か2003年のあたりだと記憶しています。常駐先で他所のプロジェクトが「アジャイル開発実施中」と腕章をつけアジャイル開発を実行/試行していたのを、遠巻きに見ていました。その後、独学で断片的に本から学んだ知識や技法の一部を開発案件中にそっと追加して実践していました。しかしながら、講演会を聴くだけとか特定技法本からの一部の知識だとどうしても断片的になり「体系的に理解したい。」と、思うようになりました。また、ウォータフォール的なプロジェクトマネージメント体系には少し表現しにくいのですが違和感がありました。例えば、情報処理試験のプロジェクトマネージメントの論文では、「お菓子など一緒に食べ会話の中で、情報を引き出した。」などと実際に有効だったを書くと題意に沿わないと減点要因になってしまいます(過去の通信教育での添削結果内の指摘です。)。1990年代に尊敬する上司がすでに今思えばサーバント・リーダシップ形式でマネージメントをして頂いていたこともあり、似たようなプロジェクト遂行方法がないかとも模索していました時期でもありました。
更に、2017年日経の行ったFintech関連の講演会で、「最古のFinTech銀行」とされるドイツFidor銀行、Fidor AG会長Fidor Solutions Managing DirectorのGe Drossaert氏の講演を聴講しました。 (https://active.nikkeibp.co.jp/atclact/active/17/040500052/040500001/)です。「この大規模システムをどう開発したのか?」と、コーヒーブレイクで勇気を出して、本人に開発手法の話を振りました。回答の最初に「手法はアジャイルだ。当たり前だろう。欧米だけではなく、アフリカでもアジャイル開発でやっている時代だ。」(英語意訳)と言われました。色々な面で日本のガラパゴス化が言われだした頃かつその回答表現に衝撃を受け、何とかして体系的に習得したいと再認識しました。
3. 勉強方法と内容
そんな中、PMI-ACP®というプロジェクト運営側面もある資格試験の存在を知りました。タイミングよくPMI日本支部でPMI-ACP®合格を目指した勉強会メンバーを募集していると知り、参加してこの勉強を始めました。ちなみに、この勉強会に参加するには、PMI日本支部会員であることが前提となります。PMI日本支部では、PMI-ACP®勉強会以外にも、①アジャイル研究会ではアジャイルに関連したコミュニティ活動や、②ビジネスアナリシス研究会、③女性PMコミュニティなど様々な活動をしております。活動に興味のある方は、ホームページをご覧ください。(https://www.pmi-japan.org/session/)
私は2004年にPMP®資格を取得してから、PMI日本支部会員資格を継続しPMI 日本フォーラムやPMI Japan Festaへの参加など知識向上の役立てています。
勉強方法その1:PMI-ACP®勉強会
PMI日本支部の勉強会には、2017年と 2018年の2年間参加しました。
PMI-ACP®勉強会では、指定の受験用テキスト
PMI-ACP® Exam Prep, Second Edition(今は、Updated Second Editionになっています。)を使用していました。テキストは各自購入が必要ですが、勉強会参加費用は無料です。PMI日本支部会員個人としての参加で業務時間外(19:00-21:00)に行われます。輪講形式で数人ずつが各分野毎に要点をまとめ月1回教えあう形で行っています。前年作成の資料を更新していくので年々資料の質が向上していると思います。勉強会限りの非公開資料なので、皆さんテキストの要約以外にも自分の知識を追加し、工夫を凝らした資料を作られます。真面目なものあり、可愛いアニメ風キャラクタあり。印象に残っているのは、スクラムのフローを以下のサイトを用いて紹介してもらったところです。さすが。
http://www.scrumprimer.org/jp/anime 出典 CC: Odd-e Pte Ltd.
私は、金融ソフトウェアの開発を続けているため、NPV, ROI, IRRについての記載を特に工夫してみました(ご期待に沿えず真面目なものでした)。一部は今も資料に残して頂いてお役に立てているようで嬉しいです。
当時の私が写っている写真があるので、掲載します(PMI日本支部事務局様より資料を頂き、合成は私がしています。合成後の写真も、PMI日本支部事務局の承諾を得ております)。毎回夜7時~9時でしたので、草臥れた顔してますね。
参加される皆さん何とか理解をしようという人々でとても励まされます。テキスト自体は分厚く合計440ページ近くもあるので、私は背表紙にアイロンを当て糊を溶かし、分野毎に分割して持ち歩いていました。
勉強方法その2:オンライン研修
PMP®では資格継続のために研修を受ける必要があります。PMP®関係の研修・更新費用はいままでもすべて自費でしたので、PMI-ACP®の研修もお値段が結構したらどうしようかと恐れていました。その中、PMI-ACP®勉強会でオンライン講座(例えばUdemyなど)で比較的安価に受講資格が取得できると伺いました。Udemyは時々95%オフ!!のようなとてつもないディスカウントセールをする時があります。私も定価25,000円くらいの所、1,400円で購入できました。セールを狙って別分野の講座もお世話になっております。
私の受講した講座はそれなりに聞き取りやすい英語な上、英語字幕も出るため何とか理解が進められました。音声自動認識を使用しているのでしょう、時たま発音の似た全く異なる言葉に置き換わっていることがあり、クスリとして気がほぐれます。PCで聴講中は別画面で英和辞書のサイトを開いておくと講座を止めて単語がすぐに調べられたので便利でした。私の受講講座は1レクチャー2~15分程度の模擬テスト含め222のレクチャーで構成されていたので、長時間の座学よりも休憩は取りやすいと思います。PCでしたら、動画サイトにもすぐアクセス可能で更に気分転換が図れます。アニソンなどには助けられました。また、スマホでの視聴も可能で字幕で理解できるので、通勤時の電車内でも勉強は可能です。
勉強方法その3:テキストによる学習
テキストで上述の タスク、T&Ts、K&Ssを理解すると良いと思います。2015年時点の体験記を拝見すると T&Ts、K&Ss毎にPMIは成績を評価されていたようですが、2020年の私の場合は各分野の各タスク毎に理解度が評価されていました。(後述します。)
上記の受験用テキストとPMI-ACP勉強会で各分野で作成頂いた資料(主にパワーポイント)を中心に勉強をしました。3色のフリクションボールペンを使用し、重要な点は青で下線、判らない英単語は赤で下線と和訳を書き、演習結果や補足は黒で書き込みました。単語の見返しには役に立ちました。
同じ出版社の出している PMI-ACP® Exam Prep Workbook.
(https://store.rmcproject.com/PMI-ACP-workbook)
も購入しました。この本に掲載されている問題はやや難しく、最初の頃は英語としての意味も判らず、心が折れかけました。こちらは、ケーススタディの感じがあり、試験通過後に見直しても役に立つと思います。Workbookは試験準備としては優先度を下げても大丈夫だと思います。
勉強方法その4:演習問題
上記の書籍及びオンライン研修付属の演習問題を実施しました。演習問題を別途購入される方もいらっしゃるようですが、私はこれだけでした。本番は日本語が可能となったのでとても助かりましたが、受験準備中は英語の問題を読み英語選択肢から答えを探すので大変でした。やっぱり英語の質問の意味が良く判らない。解答を見て、「ああ、こういうことを質問していたのか。」と理解しなおし、何回かやり直しました。「本番は日本語なので解けるはず。」(「ガナビー・オーケー(なんとかなる)」*)と自分に言い聞かせていました。年のせいもあり記憶力がついていかず、試験当日朝まで全問正解(「レディ・パーフェクトリー」*)とはいかず、不安な気持ちで試験を受けました。
*すみません、一部の人への受け狙いです。
4. 英語対策
英文の理解のみならず、専門用語の概念取得は難しいものがありました。技術用語で判らない時は、PMI-ACP®勉強会の資料で対象箇所を探し皆さんの解説して下さった内容などを読んで理解を進めました。日本語なのでとても助かりました。
上記でも判らず、しばらくしてやっと理解した重要そうな単語を一つご紹介します。
※Emergent Leadership
”Emergent”というと、「緊急」という意味しか知らなかったので、「ん?、緊急時のリーダシップ?リーダが倒れた時の交代かな?それにしても前後の文脈からおかしいし。わからない、わからない。。。」となっていました。辞書では別の意味として「創発的」と記載され、日本語ですら意味がわかりませんでした。何回か読み直したり、Webで検索していたところ、「各メンバーが自発的にリーダーシップの行為をするという意味」と判りました。1年半以上経っていました。ダチョウ俱楽部のギャグで「俺がやる!」「俺がやる!」とするリーダシップの感じですかね(たとえが悪いですね)。
本番試験では日本語の他に英語の原文での問題確認もできます。英語の単数形、複数形の考慮が不十分な和訳で意味が判りづらい問題などもありました。そのような時は英文を確認する必要があると思いますので、準備期間は頑張って英語も読んで試験に備えることも良いかもしれません。試験中の確認は、「慎重に、慎重にも慎重に。」* (*受け狙いその2です。)
5. 試験当日と結果
こんな感じのところで試験を受けました。
https://www.pearsonvue.co.jp/test-taker/Pearson-Professional-Center-Tour.aspx
試験は休憩なしの3時間です。私は、土曜日の16:30からでした。長時間ずっと座りつづけるので、体力も必要そうです。翌日はぐったりしてました。
その場で試験結果は判ります。「ガナビー・オーケー(なんとかなる)」で臨んだので、合格と判った時はとても嬉しかったです。帰宅の際に受付でA4 1枚の簡単な合否結果の印刷物が頂けます。数日後、受験申請をしたサイトで認定証と詳細な成績が閲覧できます。※試験内容で紹介した各タスクの理解の出来不出来が判ります。数日後にアクセス可能になる認定証や成績表の一部をお見せします。勉強会で自分の担当した分野は成績は良かったです。(別分野では、グタグタに近いものもありました。)
6. エピソード
a)最初に受講していたUdemyの講座が突如PMI認定から離脱
PMIの認定を受けた21時間相当(PDU)のオンライン研修を受けました。受験申請時、修了時期は受験時期の直前の方が良いかと思い、最後の10分程度の1セッションのみ残し1年以上放置して修了していませんでした。今回の受験に際し、最後の1セッションを実行しようと久しぶりにその講座を開いたところ、昨年(2019年)11月末にPMI認定から離脱していました。その講座のお知らせ欄には、以下の文章が。。。。。
As of Dec 1, we have decided to withdraw from the PMI REP program......
メールで連絡が来ていたのかもしれませんが、全く気づきませんでした。とりあえずこの講座を修了しましたが、受験申請に必要な情報は取得できませんでした。慌てて別の講座を申込み聴講しました。タイミングがよく1,500円で申し込めたのは幸いでした。スキルアップ用に購入した別分野のUdemyの講座でも、気が付くと新規受付停止している講座が2つもありました。修了証書を目的で受講される方、お気を付けください。
b)試験再準備期間
PMI-ACP®勉強会参加終了後、受験まで日数があったのは会社を変わるなどのイベントが発生したためです。身辺が少し落ち着き、受験をしました。2020年1月初めに決心をして、オンライン研修 再召喚失敗 含め3ヶ月ほどのリスタルテ*です。(*受け狙いその3です。)
c)PMBOK®第5版から第6版への移行に伴うPMI-ACP®試験への影響 (ほとんどないようです)
これから受験される方は、第6版が上梓される(2017年)前に勉強され、再スタートされている方はいらっしゃらないかもしれません。私が勉強を始めたときはまだPMBOK®は第5版でした。受験再開時、第6版の上梓後2年以上経つので試験内容も変わるのではないかと心配しました。再開時は独学でしたので、内容に大きな変更はないかと、Web上でも検索しましたが、「不整合だった用語の統一程度で重要な変更は無い。」ようでした。Udemyでも、PMI-ACP Exam Prep for PMBOK 6のような感じで、PMBOK®第6版準拠を明示している講座がありますが、説明内容は変わりありません。但し、新しい方が資料が洗練されている気が(カラフルで美しい気が)しました。元の講座の突然の離脱のお陰で判りました。災い転じて福となりました。
d)名刺への記載方法
折角なので、今後名刺にどのように記載するか確認してみました。
情報処理試験の合格についてはホームページ上に、「名刺などへの記載ルールは定めておりませんので、記載方法は合格者ご自身に判断していただいております。」と、記載されています。https://www.jitec.ipa.go.jp/1_09faq/_index_faq.html
別の資格では記載方法に細かい指定がある場合があります。念の為、PMI日本支部に電話をして確認致しました。回答によると、記載ルールの定めはないようです。また、このブログではPMIホームページ上の記載に合わせて®を付けておりますが、名刺上に®は不要とのことでした。
e)反対意見
日本でアジャイル開発は流行しつつあるのかよくわかりません。今の会社では適用している開発もあります。とはいえ今までの人生の中、「少人数でのアジャイル開発ができる人は、大人数のウォータフォールの面倒を見た方が会社の売上げが上がるから、アジャイルは。。。。。。」とか、日本のPMI-ACP®資格の合格者人数を見て「こんな少ない合格者しかいないなら、日本のIT業界ではこの手法は不要との認識なのでは。。。」とのご指摘をされる方もいらっしゃいました。長年にわたり築き上げたやり方を今変える必要が無いという意見や、組織として規模や実績が必要なのは仕方ないですね。色々な見方があると思っています。
エンジニアブログを見ている エンジニアの皆さん はどうお考えでしょうか。
受験を目指す方 https://kakuyomu.jp/works/1177354054881165840 (第四十八章) 最後の文の前半の気持ちで頑張りましょう。このラノベのネタバレなので引用しません。内容ご存じない方は第一章から読んで下さいね。*受け狙いその4です。*の題材は全部このラノベからとりました。私はラノベ全巻出版物を買って読んでしまった。。。
6. おわりに
最後まで、お読みいただきありがとうございました。気が付けば、アジャイルという言葉を知ってからこの合格まで20年近く経っていました。白髪も増えました。アジャイルは日本での根付きは若いのかもしれませんが、私の中の時間が経ち過ぎました。皆さんにとっては、試験の救世難度*はAまたはBの試験と思います。なので年も取り、日本での認知度少ないこの資格が今後役立つのかとフト思う時もあります。でも、「こんな手習い世代でも、試験に挑戦した人がいる。」と、今後受験を考えているエンジニアの方々に励みとなればと思い、合格体験記として書いてみました。楽しんで頂けましたでしょうか。 (*ネタ元同じです。引用はこれでおしまい。ヴァルハラ・ゲート!!)
よろしければ、こんなおじさんに会いに、またお持ちのスキルを活用しに、マネックス証券に応募してみて下さい。
では、またどこかでお会いしましょう。
アジャイルの果実を知りだした30代の写真が出てきました。 年月の経過が判るかもしれません。 |