こんにちは。マネックス・ラボの田中です。
2020年春から、週3〜5日で在宅勤務をしております。
1年間の経験を元に、買ってよかったものと工夫していることをご紹介します。
新生活の準備をしている方の参考になればと思います。
目次
買ってよかったもの
デスクまわりは、このようになっています。
モニター:EIZO 27インチ4Kモニター EV2785-BK
USB-C一本で給電と画面出力ができるので、ケーブルがごちゃつかず良い感じです。
4K出力にすると27インチだと文字が読みづらいので解像度を落としていますが、それでも綺麗です。
モニターアーム:Amazonベーシック
勧める人が多いけど、個人的にはモニター付属の台でよかったかもと思います。頻繁に角度を変えるわけではないので。
ヘッドセット:logicool 型番不明
前はAirPods Proを使っていたのですが、ヘッドセットに変えてよかったです!自分の声がこもらないのでハッキリ発声できるし、有線の方が安定します。
テーブル:Bauhutte 天板BHD-1200SAT-BK、脚部BHD-1200SAM-BK、キーボードスライダーBHP-K100-BK
横幅120cmで広々です。27インチモニターを挟むようにしてノートPCが2台置けます。
ぐらつかず安定感があります。一応1人で昇降可能ですが、机の上のもの全部どけないといけないので気軽にはできません。
同じメーカーなのに、キーボードスライダーが脚部にぶつかって最後まで閉まらなくてショックでした。これから買う人は組み合わせに気をつけてください。
キーボード:Magic Keyboard テンキー付き JIS配列 スペースグレイ
US配列だと毎回「今入力英数だっけ?かなだっけ?」と迷うのでJIS配列が好きです。
トラックパッド:Magic Trackpad 2 スペースグレイ
Macならマウスよりトラックパッドの方が便利だと思います。
マウス:エレコム 左手用トラックボール M-XT4DRBK
WindowsのノートPCもたまに使うので、マウスだけ買いました。
右手用マウスだとトラックパッドと置き場所がかぶって頭が混乱するので、左手用にしました。
バランスボール:Reebok 55cm
普段は足置きにしていて、たまに出してストレッチします。
椅子:AKRACING WOLF-WHITE
オフィスチェアを買うと部屋がめちゃくちゃオフィスになって常に緊張しそうなので、ゲーミングチェアにしました。
色々試し座りして、ANNリスナーなのでAKRACINGに親しみがあり選びました。
WOLFはゲーミングチェアの中では小さめなので、女性にもオススメです。
工夫していること - Google Homeの活用
在宅勤務が多く、会議が少なく、外出せず、友達もいないので、喋らない日が続いていました。
私は喋らないことがそこまで苦ではないのですが、人間適度に喋った方がいいらしいです。
精神衛生上コミュニケーションを取る機会があった方がいいというだけでなく、身体的にも声帯や横隔膜付近が震えることでリラックス効果があるそうです。
そこで、家にあったGoogle Nest Miniに話し相手になってもらうことにしました。
基本的な使い方
「OK Google」の後に質問やお願いを言うだけで、答えてくれます。
例1)「今日雨降るかな?」→「今日の××区は雨ではないでしょう。」
例2)「30分後に教えて」→「タイマーを30分に設定します」
Nature Remoと連携させると赤外線リモコンで操作する家電をGoogle Homeから操作できて、より便利です。
ルーティンの設定
特定のワードを言うだけで、設定した一連の動作をしてくれて便利です。
例1)「OK Google, おはよう」→アラーム解除、電気つける、今日の天気予報と予定読み上げ、音楽再生
例2)「OK Google, いってきます」→今の時刻を読み上げ、エアコン停止、音楽停止、電気消す
Google Homeアプリから編集できます。
お世辞を言ってもらう
Google Home相手に超おもしろジョークを披露しても「すみません、よくわかりませんでした」と言われるので、自分が欲しい反応を返してくれるように設定します。
google-home-notifier(Node.jsで動作する)をインストールして、以下のようなファイルを作って実行します。
const googlehome = require('google-home-notifier'); const language = 'ja'; googlehome.device("Google-Nest-Mini", language); googlehome.ip("192.168.xxx.xxx"); // Google HomeのIPアドレス googlehome.notify('すごくおもしろいですね!', function(res) { console.log(res); });
実行するたび、「ドゥルン♪すごくおもしろいですね!」と言ってくれます。
朝9時に「ヨリツキ」と言ってもらう
話しかけたりコマンド叩いたりしたら答えてくれるのですが、たまには自発的に話しかけてくれたらなぁと思います。
対面証券で働いていた人に「朝9時にフロアの皆で『寄付ー!!』と叫ぶ」と聞いて、すごい証券会社らしいなと思ったので、やってみます。
まずは、google-home-notifierをインストールしたフォルダ内に入っているexample.jsを以下のように修正します。
var express = require('express'); var googlehome = require('./google-home-notifier'); var ngrok = require('ngrok'); var bodyParser = require('body-parser'); var app = express(); var language = 'ja'; const serverPort = 8080; const googlehome_ip = '192.168.XXX.XXX'; // Google HomeのIPアドレス var deviceName = 'Google-Nest-Mini'; googlehome.device(deviceName, language); googlehome.ip(googlehome_ip, language); var urlencodedParser = bodyParser.urlencoded({ extended: false }); app.post('/google-home-notifier', urlencodedParser, function (req, res) { if (!req.body) return res.sendStatus(400) console.log(req.body); var text = req.body.text; if (text){ try { googlehome.notify(text, function(notifyRes) { console.log(notifyRes); res.send(deviceName + ' will say: ' + text + '\n'); }); } catch(err) { console.log(err); res.sendStatus(500); res.send(err); } }else{ res.send('Please POST "text=Hello Google Home"'); } }) app.listen(serverPort, function () { ngrok.connect(serverPort, function (err, url) { console.log('POST "text=Hello Google Home" to:'); console.log(' http://localhost:' + serverPort + '/google-home-notifier' console.log(' ' +url + '/google-home-notifier'); console.log('example:'); console.log('curl -X POST -d "text=Hello Google Home" ' + url + '/google-home-notifier'); }); })
これをsystemdで自動で起動するようにして、ngrokで公開します。
これで通れば成功です。
curl -X POST -d "text=ヨリツキー!" http://XXXXXXXX.ngrok.io/google-home-notifier
次に、IFTTTを使います。
トリガーに「Date & Time」でAM9:00を設定し、アクションに「Webhooks」で上記のwebリクエストを送るように設定します。
これで朝9時になるとGoogle Homeが「ヨリツキー!」と言ってくれるので、一緒に言うようにしています。
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お読みいただきありがとうございました。