はじめましてこんにちは。システム開発一部の宮内です。
普段はとあるアプリの担当として、お客様に快適なサービスを提供するための色々な仕事をしています。
さて、突然ですが世の中には2種類の人がいます。
「Firebase Cloud Messaging(FCM)を利用したPUSH通知機能がきちんと動作しているか確認できる人」と、そうではない人です。
前者になるべく、勉強することにしました。
ことの経緯
冗談はさておき。
なぜこのようなPUSH通知の動作確認をしたいかというと、
個人的な勉強をしていた際にPUSH通知送信成功のレスポンスが返ってきているが、端末には届いていないということがありました。
そこで、「FCMから実際の端末に送れているか」をFCM側で管理していないのだろうか?と考え調べていくうちに、BigQueryにデータを移して確認できることがわかりました。
PUSH通知の送信
FCMを使ってWEBページに通知を送るために、以下のツールを利用しました。
トークンは画面から取得できるように実装したのですが、とても苦労しました。今回の本筋ではないので別の機会にお話しようと思います。
FCMからデータをエクスポート
FCMとBigQueryを連携します。Firebaseの設定 > 統合 > BigQueryから以下の様にCloud Messagingとの連携をONにします。
データを見てみる
上記の「BigQueryで表示」からBigQuery側の画面に移動します。
ちょっと待つと、下記のようにfirebase_messagingのデータセットが現れます。
エクスポートされるテーブルのスキーマは以下のようになります。
このページに記載のある「event」をみれば、送信に成功したかどうかがわかります。
さいごに
いかがだったでしょうか。
実は私、普段の業務で実際のコーディングをすることやクラウドシステムの設定をいじることはほぼないです。
いわゆる「開発」の仕事を担当していなくとも技術に触れて勉強になることはたくさんありますし、ときには「開発」以上に楽しく、やりがいを感じることもあります。
マネックス証券ではそのような仕事も「開発」の仕事もたくさんありますので、もし興味があればぜひお話を聞きにきてみてください。
参考リンク
-
【React(TypeScript)】React + Firebase Cloud MessagingでWebプッシュを受け取る #FCM - Qiita
-
Firebase Cloud Messaging API(V1)でのPushテストの方法 #Android - Qiita
-
FirebaseCloudMessagingのログをBigQueryにアウトプットする #Firebase - Qiita