こんにちは。システム管理部運用グループのSと申します。
2024-07-05の記事で紹介された運用グループでアカウント管理、ジョブ制御、オペレータの管理を主に担当しています。
今回は、私の担当業務についてお伝えすることでシステム運用の一部を知ってもらえたらと思います。
アカウント管理
アカウントとは主にユーザーアカウントを指しまして、システムのログイン時に必要なユーザーなどを管理しています。
管理と言うと広い意味になってしまいますが、ユーザーの追加、削除やアクセス権限の設定、あるいは棚卸を行っています。
最近ではAWSのIAMに関する管理も行うようになったのですが、いつの間にかアカウントという言葉にAWSアカウントも含むようになってきて、各システムで利用するAWSアカウントの管理に関する業務も増えました。
アカウントと言ってしまえば同じ言葉になりますが、ユーザーアカウントとAWSアカウントでは随分違うよな、とは思っています。
ジョブ管理
システムの処理順序を時系列や先行後続関係で制御するために、ジョブ管理ソフトを使用しています。
私が担当しているのはジョブの情報を管理ソフトへ取り込むための運用業務の管理です。
また、新たなシステムでジョブ管理ソフトを使用する際には、ジョブマネージャと呼んでいるサーバーにソフトを導入する、と言った業務の管理も担当しています。
オペレータの管理
システムには人の手によるコマンド実行がどうしても必要、という場面もありまして、そんな時にはオペレータの方たちに作業を実施してもらうことになります。
最近はオペレータさんの手作業を減らすべく、自動化の対応をすることが多くなっています。
システム構築時にはどうしても手作業に頼らざるを得なかったものでも、時が経って見直すことで自動化できるようになった業務がけっこうありました。
気を付けていること
私の担当範囲は運用業務の管理だったり、自身で設定を行ったりと細かく説明していくとまだまだあるのですが、私が業務を行ううえで気を付けていることがあります。
それはDruckerの"Efficiency is doing things right; effectiveness is doing the right things."という言葉で、「正しいことを行うというのを優先した上で、正しく行う」と私は捉えております。
運用は下流業務なので他の部署からの依頼があって初めて業務が発生する、ということがほとんどですが、依頼者は正しいことを行おうとしているか、という目線を持つように心がけています。