外国株領域のPMOの醍醐味
こんにちは。システム開発二部 第三プロダクトグループのHです。 私たちのグループは、米国株や中国株といった「外国株」のシステム全般を担当しています。
今回は、より具体的な業務内容として、外国株領域における「PMO(Project Management Office)」の役割にフォーカスしてみたいと思います。

そもそも、外国株領域におけるPMOとは?
証券システムの開発、特に外国株領域は非常に複雑です。 日本の法規制(金商法など)への対応はもちろん、米国の現地のルール、そして時差や言語の壁を越えた連携が求められます。
この中でPMOが担うのは、単なる「スケジュール管理」や「事務作業」のみではありません。 「プロジェクトの成功確率を最大化するためのハブ」としての役割です。
具体的には以下のような活動を行っています。
- リスクの早期発見とリカバリ策の立案: 現地証券会社、国内システムそれぞれの状況に鑑みて、プロジェクトを阻害する要因を先回りし、その解消や軽減を、関係者を巻き込んで推進します。
- 品質担保のための計画・管理: 複数システムを跨るが故に複雑性の高い外国株取引のテストにおいて、その管理計画作成や進捗・不具合管理を行います。
- 日米横断の意思疎通の最適化: 米国の取次先であるグループ会社(トレードステーション社)と国内基幹システムの間に立ち、要件・仕様の齟齬発生を解消します。
マネックスのPMOだからこそ味わえる「3つの面白さ」
実際にこのポジションで働いていて感じる、マネックスならではの醍醐味を紹介します。
- 「金融×グローバル」の最前線
2026年2月には大規模な米国株システムのリニューアルを実施しました。このような大規模プロジェクトでは、PMOの立ち回りがプロジェクトの成否を左右します。
時差、複数通貨、現地市場動向、日本との法規制の違い…といった外国株のチャレンジングな特徴もあり、要件・仕様に関する要検討事項が多数発生します。これらを、日本の深夜が米国の午前中という時差の中で、いかに効率よく決定事項を回していくか。グローバルな環境でプロジェクトを動かしている実感は、他ではなかなか得られない経験です。
- ビジネスとエンジニアリングの橋渡し
外国株は、為替、配当、コーポレートアクション(株式分割など)といった業務知識が非常に深く、かつシステム的な難易度も高い領域です。 PMOは、ビジネスサイドのやりたいことをどう実現するかをエンジニアと一緒に考え、プロジェクトのQCDに鑑みて意思決定をドライブします。技術への理解とビジネス視点、それらに鑑みたプロジェクト成功への課題解決力が磨かれる環境です。
- 「仕組み」を自ら作る手応え
マネックスのPMOは、決められた型に従うだけではありません。「今の開発フローではこの部分にボトルネックがある」と感じれば、JiraやSlackを活用した新しい運用ルールを自ら提案・構築できます。自律的に動くことが推奨される文化なので、カイゼン好きなPMOにはもってこいの環境だと思います。
どのような人が活躍しているか
現在、PMOとして活躍しているメンバーのバックグラウンドは多様です。
- 大規模なシステム開発プロジェクトを回してきた経験者
- 金融・証券・外国株領域の知識を武器に、緻密な管理を得意とする方
- 英語をツールとして使い、海外拠点との調整を厭わない方
共通しているのは、「不確実な状況を楽しめる」というマインドセットです。外国株という変化の激しい領域だからこそ、想定外の事態をチームで乗り越えていくことに喜びを感じるメンバーが集まっています。
最後に
外国株領域は、マネックス証券の成長戦略においても非常に重要なポジションです。 システムの裏側には、多くの「グローバルな挑戦」が詰まっています。
「もっと大きな規模で、手応えのあるプロジェクトマネジメントに挑戦したい」 「自分のスキルで、日本の投資家により良い外国株投資体験を提供したい」
そんな想いをお持ちの方、ぜひ私たちと一緒に外国株システムの未来を創っていきませんか? 興味を持ってくださった方、お会いできるのを楽しみにしています!