こんにちは。システム開発二部のKと申します。2018年にマネックス証券に入社いたしまして今年で8年目になります。現在は米株取引システムの開発業務にてプロジェクトマネージャー(PM)を担いつつ、OJTの指導担当(メンター)としてチームメンバー育成に携わっております。
昨今の新規着任者への教育は集団教育だけではなく、OJTによる現場に即した育成を実施していく企業が増えていると思います。マネックス証券のシステム開発部門でも例にもれず、新入社員や中途入社の方が早く現場に馴染めるようOJTを導入しております。
今回は、新しく入社される皆様が活躍できるよう、その第一歩となるOJTについて私が実施している内容も含めご紹介できればと思います。
そもそもOJTとは?
OJTとは「On the Job Training(オンザジョブトレーニング)」を略したビジネス用語で、その意味は“実務を通じて学ぶ教育・育成の仕組み“です。
集団教育と同じく「仕事のやり方を教える」ことが主目的ですが、実業務に触れることで配属部署以外の方と関わることができるため、メンター以外からも業務を学ぶ機会があることが利点の一つだと思います。
例えば、経験の浅い方には入社いただいた直後から小さな開発タスクを任せ同チームのPMと一緒にプロジェクトを動かしながら、社内ルールやシステム関連用語等を習得していただきます。その中で課題に直面し、他部署や関係会社の担当者と調整をしながらメンターと一緒に乗り越えることで、自然と技術力や考え方が身についていきます。

みんなに支えられ成長し、次は支える側に
私自身も入社当初、証券の世界は初めてで何もわからない世界に挑戦することに不安がありました。しかし、OJTを担当してくださった先輩や上司が開発の進め方について、考え方の道筋まで丁寧に教えてくださり、どんな小さな質問にも真摯に回答してくださったので、日々自身の成長を感じることができました。
ある程度マネックス証券の開発ノウハウを得ることができた今は、自分がOJT担当として新人を迎える立場になり、「自分がしてもらったように、次の仲間へ還していく」ことを繰り返し、教えられた人がまた教える立場になっていくという知識のバトンをリレーのようにどんどん繋げていくことができればうれしいと感じてます。

新人目線の教育とチームで支える環境
私がメンターになるときに気を付けていることが2点あります。
1つ目は、各新人の目線に立った教育を実施していくことです。
新人と一括りにしても新卒レベルから即戦力採用の方まで多種多様ですので、すべての方に画一化された教育の仕方ではノウハウの伝達がうまくいかないことがあります。あくまで一例ですが、過去の私のような証券知識が全くない人には、用語から丁寧に教え、考え方の道筋を順序だてて説明していく必要がありますし、逆に即戦力採用の方には早めに実務に入っていただき弊社独自の用語や成果物等のフォローを行っていく方がご本人がお持ちの知識を生かしてもらえると思います。
2つ目は、新人を孤立させないことです。
入社したばかりの方は業務推進のノウハウに乏しいため、高頻度で壁に当たり作業が止まりがちになってしまいます。通常はメンターが質問や確認に対して回答するのですが、他の作業を持っている場合はすぐに対応できないことがあります。ですので、事前にチームで質問を気軽に投稿できるチャットグループなどを作成し、チーム全体で質問に回答していくという環境を作成しております。この環境下では、新人がメンターの忙しさに依存せず、一人で悩む時間を減らしチームみんなでノウハウを共有していくことができます。
上記2点を意識しながらメンターとして新人と関わり、いち早くチームの一員として現場に馴染んでいただけるようお手伝いしていくことができればと思っております。
最後に
OJTは単なる教育制度ではなく、「教わる側だけではなく、教える側も成長できる仕組み」だと思います。メンターはただ教えるだけではなく、新人の目線から見えた意見をすくい上げることで、業務の改善や新しい知識を得ることにつながることもあるため、未経験でしたら積極的に挑戦してみてはいかがでしょうか。
長文を最後まで読んでいただきありがとうございました。もし弊社に入社することがあれば、私や他のメンターとのOJTを通してお互いの知識や強みを生かしながらともに成長できるのを楽しみにしております。
