フロッピーディスクの名残

 こんにちは。システム開発部の牛崎です。

僕は昔ソフトテニスをやっていたのですが、マネックス証券にテニス部があったので硬式テニスを始めました。テイクバックの大きいソフトテニスの感覚でドライブをかけると落ちる事無く飛んで行ってしまうので、硬式テニスの感覚に早く慣れたいものです。

そんな訳で、今回は「ドライブ」について少しお話しようと思います。

 

※ドライブの製品例
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主に回転する可動部を持つ記憶装置をドライブと呼びます。
HDD (Hard Disk Drive)は名称にドライブが入っていますし、CD・DVDの読み取り装置もドライブと呼びますよね。昨今はSSD (Solid State Drive)やフラッシュメモリのような回転しない記憶装置も存在しますが。
また、回転する記憶媒体はディスクと呼ばれますが、光学式の物を「Disc」、磁気式の物を「Disk」と書きます。ややこしいですね。

WindowsはOSが認識するドライブにドライブレターというアルファベットを割り当てて識別しています。WindowsのシステムドライブはCから始まり、以降のドライブはD・E・Fと順番に割り当てられる事が多いようです。

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何故AとBから始まらないかというと、2000年頃までフロッピーディスクという記憶媒体が使われていて、フロッピーディスクドライブのドライブレターがAとBに割り当てられていたからなんです。
フロッピーディスクが役目を終えた事でフロッピーディスクドライブがPCに搭載されなくなり、結果として残ったシステムドライブがCから始まっています。


フロッピーディスクは2011年に生産を終了しているため、現在は目にする機会が殆どありません。しかし、Microsoft Officeの保存ボタンのアイコンは未だにフロッピーディスクだったりします。

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恐らく1990年代前半の世代はフロッピーディスクを見た事があると思いますが、今時の子達はフロッピーディスクを見た事が無いのではないでしょうか。上記のようなアイコンを見て保存だと分かるのか、少し気になります。


自分に浸透したイメージがあると気づきにくい事ってあると思うので、世代間のギャップに気づけるようにしていきたいですね。

 

牛崎 洸システム開発部 開発グループ エンジニア