こんにちは、マネックス・ラボのSです。
今回は趣向を変えて、マネックス・ラボでも利用しているJavaScriptフレームワーク、特に2018年現在三大JSフレームワークと言われている「Angular」、「React」、「Vue.js」の簡単な解説をしたいと思います。
JavaScriptフレームワークについて
開発元
- Angular:Googleおよびコミュニティ
- React:Facebookおよびコミュニティ
- Vue.js:個人(元Googleのエンジニア)およびコミュニティ Vue.jsは個人が開発しているのが特徴的ですね。
言語
Angular、React、Vue.jsでJavaScriptが使用可能ですが、Angularは拡張言語のTypeScriptを推奨しております。
それぞれの特徴やメリット・デメリット
- Angular:2009年開始。総合フレームワークであり、大抵のことはなんでもできる。が反面設計が固く、また範囲外のことをやろうとすると融通が効かない。開発規模が大きくルールを持ち、プロジェクトを進める必要がある場合には、とても向いている。TypeScriptを利用する場合にはイチから学習するコストがかかる。
- React:2011年開始。総合フレームワークではなくViewに特化しているため、導入が容易。
- Vue.js:2014年開始。GoogleやFacebookと比べると、どうしても開発元の規模は小さめ。HTML、CSS、JavaScriptの基礎を知っていれば学習コストは低い。Angularほどではないが、Reactよりも範囲の広い総合フレームワークとなっている。
それぞれ一長一短あり、一度採用した後のリプレイスは大変なため、どのような規模のプロジェクトなのか?プロジェクトメンバーのスキル等を勘案して総合的に判断する必要があります。
マネックス・ラボでは
ちなみにマネックス・ラボのサービスでは、開発着手をしたタイミングで、流行っていたフレームワークという理由で、マネックスアドバイザーとMONEX VISIONでは、「React」、Monex Viewでは「Angular」を採用しております。
新しい技術をどんどん試したいという方は、マネックス・ラボはおすすめの部署です!